YRSタイムトライアル
筑波サーキット コース1000
2001/11/04


 

当日朝まで降っていた雨もやみ、
走行開始時刻にはきれいに晴れ上がった空のもと。
ZZT-231乗りのすぎさんに誘われて参加した
ユイレーシングスクール主催の筑波タイムトライアルが開催されました。

このタイムトライアルは、ただサーキットを走るだけでなく、
一番最初に「座学」の時間をとっているのが特徴と言えるでしょう。
テーマはずばり「走りの理論」。
この座学がタイムトライアルに非常に役立ちました。
目から鱗とはこのことですね。

例えば、ブレーキとアクセルとステアリングについて。
コーナーの進入から脱出までをグラフを使って
どのようにアクセルを離し、ブレーキを踏み、
ステアリングを切り、アクセルを踏んでいくかを丁寧に教えてくれたので、
一目瞭然。
これまで自分がどれだけ「雑」に運転してきたかが
すぐにわかってしまいます。

例えば「ステアリングとアクセルペダルと針金」の話。
ステアリングの下部とアクセルペダルがピンと張った針金で
結ばれていると考えると……
コーナー入り口でじわっとアクセルを離し、
出口ではじわっと踏んでいくのが簡単にイメージできます。

筑波山での事故以来、自分の走り方に疑問をもっていたのですが、
それが少し、わかったような気がしました。

座学が終わると、いよいよタイムトライアル本番です!


 

筑波サーキットのコース1000に移動して、
車両の準備、ドライバーズミーティングが終わると、
すぐにタイムトライアルの開始となります。

 

コース1000の計測器と、フロントガラスにマーキングされたナンバー。
タイムトライアルは3つのグループに分かれて行われました。

そして今回投入の新兵器。
Defiの水温計です。
詳しいレポートはまた別の機会にするとして……
クルマのコンディションをしる助けになればと思い導入しました。
将来的には、油温計と油圧計も入れたいところです。


 

走行開始直前。
いつもならドキドキしてしまいますが、
今回は比較的落ち着いていました。
思いっきり楽しんでやろう、そう考えながら。

 

タイムトライアルは3グループが各3セッション行いました。
セッションを進めるにしたがって、少しずつタイムアップできました。

 

これだけのセリカ以外の車輌とサーキットを走るのは
初めての経験でした。
違う車と走るのはいい刺激になりました。
ライバルは、ROADSTER!

 

タイムトライアルに参加したZZTはこの2台。
↑ オリフィエル号 ZZT-230
すぎさん号 ZZT-231 ↑

走り終えて……

すっごく楽しかった!

率直に、そして正直な感想です。
本当に走るのが楽しかった!
もっともっと走りたい、時間が許す限り走りたい、
久しぶりにそう思いました。


これはタイムトライアルと同時に開催された
スプリントレースの1場面。

スプリントでは参加車輌はまず隊列を組み、
フォーメーションラップを行います。
シグナルがグリーンフラッグに変わったらレース開始!

ユイレーシングスクールでは、タイムトライアルの次のステップとして
スプリントレースを開催しているようです。
確かに、レースの模様を見ていると参加したくなります。
「モータースポーツは知的遊戯である」
そうかもしれない……

レース終了後、トップの車輌だけがコースに残り、
ホームストレートに帰ってきます。
観客(他の参加者)が拍手で出迎えます。
優勝者にチェッカーフラッグが渡され、記念撮影……
ちょっと感動。
自分もこうやって記念撮影されたい……!


今回のベストタイムは

49.388

まずまず、満足できるタイムが出せたと思います。

しかしタイムよりも、今回は得るものが非常に多い、
これまでの走行会の中で一番成長できた(?)走行会になったと思います。

すぎさんのお話によると、
ユイレーシングスクールの主催する筑波ドライビングワークショップも
かなり面白く、勉強になるとのこと。
残念なのは平日開催なので、会社の休みが取れないと
参加できないのが……つらい(T_T)

少なくとも、来月開催されるタイムトライアルには
また参加出来るようにがんばろう、と決意も新たにしたのでした。

……さて、何を削って参加費を作り出すか……?


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