CELICA RACING CLUB
第1戦
エビスサーキット 西コース
2002/03/30


前日からの雨もやみ、時折晴れ間が見える初春の日。
福島県 エビスサーキット 西コースにおいて
2002年度CRC第1戦が開催されました。

走行準備を終えたオリフィエル号。
今回もヘッドライトを「こだわりのテーピング(?)」で武装し、
やる気120%です!
それに今回はゼッケン番号が「37」!
チーム・トムスのセカンドカーと同じです。
がんばらないわけにはいきません!!

走行前にhiro_yさんからもらったメーターフード。
うれしくってさっそく取り付けてしまいました!

後日、このメーターフードを見た弟曰く
「どこかのメーカーの製品かと思った」
ぐらいの仕上がりです。
hiro_yさん、ありがとうございます_(._.)_

しかし、寒い。
東北はまだまだ寒いなぁ……と思っていると
遠くに雪をかぶった山が見えました。
「ちょっと行くとスキー場がある」というし……
思えば遠くに来たもんです^^;


ウェットコンディションの中、1回目の走行開始です。
CRCではタイムと車両によってクラスをいくつかにわけて走行をおこなうため、
安全かつ自分のペースで走ることが出来ます。

スタート直後、ウェットな路面に足を取られてしまい、
ちょっとすべり気味。
思ったよりもすべるなぁ……
と、前を走るぶちょうさんの姿を見ながら走っていると、
3コーナーで部長さんがスピン!
うまくイン側に入ってくれたおかげで
すぐ後ろを走っていたにもかかわらず安全にパスできました。

う〜む……3コーナーは要注意だな……

今回から投入したタイヤ FM901と
ブレーキパッド NA-Mの効果はバツグン!
ギューン+VN9500に比べて限界が高くなり、
確実にぎゅっととまるようになってくれているのが実感できます。

と、だいたいの感触をつかんできたところで、1回目の走行は終了。
ぶちょうさん号も特にトラブルはない様子で、
次の走行に支障はなさそうです。


日が出てきてだいぶ路面がドライになってきた2回目。
気合を入れてコースインします。

ZZTを1台、ST18xを1台パスして、
タイヤもブレーキもいい感じになってきてこれから!
というときに事件がおきました。

のぼりになっている3コーナー。
3速のまま突っ込みブレーキング→シフトダウン!

間に合わない!!

クルマはコース外へと一直線に飛び出していきます。
まずい!

目の前にはタイヤバリアと土手。
とりあえずステアリングをまっすぐにしてタイヤのグリップを制動に使い、
クラッチをふみエンジンをストールさせないようにして、
ブレーキをぎゅっと踏み込みます!
少しずつ速度は落ちるものの停止することなく、
そのまま土手に激突!

2回目の走行、そして今日の走行はこの瞬間終わりました。

残りの走行時間はずっと車内で待機。
本来ならクルマの外に出てガードレールの外に非難しなくてはならないのですが、
近くにそとに出られるようなガードレールがなかったこと。
グラベルが広く取られているので車内のほうが安全だろうと判断しました。

※※※※※※※※※※※※※※※ 後日訂正 ※※※※※※※※※※※※※※※

クラッシュした車両の中にそのままとどまっているのは大変危険です!
今回のようにクラッシュして停止し、自走での脱出が不可能な場合は速やかに車外に出て、
コースを絶対に横切らずに、ガードレールの外や土手の上などの安全な場所に退避してください。

車内に留まっていると、自分だけでなく、
他のドライバーやオフィシャルも危険な状況にしてしまう可能性があります!!

※※※※※※※※※※※※※※※ 後日訂正 ※※※※※※※※※※※※※※※

走行時間が終了し、オフィシャルの方に助けていただいて
ゆっくりと周回してピットにもどります。

ピットで出迎えてくれたのは30'sの心配そうな顔。
ようやくその時になって落ち着いてクルマの被害状況を確認することが出来ました。

フロントバンパー : なんとか無事。
リップスポイラー : 折れて垂れ下がってます。
ラジエター : ちょっとゆがんでいます。

隊長の言葉にしたがってまずは泥を落とすべく洗車エリアに移動。
ズッキーニさんに手伝ってもらって泥を落としていきます。

隊長やMT好きさんとクルマの確認をしていると、
“アンフィニ”の宮田さんが来て
「エンジンをかけてごらん」
「エアコンをつけてみて」
と、状況の確認を手伝ってくれました。
曰く「ラジエターがゆがんでいるけど大丈夫だろう」
「夏になってクーラーが効かなくなるかもしれない」
「とりあえず、走るのには問題ない」
とのこと。

その言葉に安心して、クルマをピットに戻し、
走行可能な状態にクルマを戻していきます。

リップスポイラーをはずし、アンダーガードやバンパーを
ガムテープとタイラップを使って固定していきます。

作業完了の図。
なんとなく「XYRクーペ」と呼ばれていたころのセリカに
戻った気分です^^;

結局、このまま走行することなく走行終了。
なんともいい調子だっただけに残念な結果になってしまいました。
が。
今回のコースアウトによって
いろいろと勉強することが出来ました。

30'sのみなさん、
“アンフィニ”の宮田さん、
西コースのオフィシャルさん。
ご迷惑をおかけしました_(._.)_


今回のベストタイムは

1'20.899

でした。

前回、ナイター走行時のタイムが24.601だったので
4秒近く短縮できたことになります(^.^)

と、いうわけで、おそらくベストラップの
車載カメラの映像はこちらからどうぞ。


そして帰り。
前回と同じく安達太良PAで休憩&お食事。

アツシさんと二人で大盛喜多方ラーメンを食べましたが……
量は3分の2でちょうどよかったかな(^.^)

のんびりと話をしながら体をやすめ、
写真を撮って解散。
長い一日が終わりました。


Return