CELICA RACING CLUB
第2戦
ヒーローしのいサーキット
2002/06/01


セリカ・レーシング・クラブの2002年度第2戦が
雨の心配される空模様の中、ヒーローしのいサーキットにて行われました。
2週間ほど前に練習走行会で走ったとはいえ、
あらためて“スライダー”と呼ばれる
下りストレート+シケイン×コンクリートウォールを見ると
果たして自走して帰れるのか、不安になってしまいます。

裏ストレートから第2ヘアピン、そして“スライダー”です。
雨が降ったら絶対に走りたくないですね^^;


いつもどおり各部のテーピングをして、不要な荷物を降ろし、
減衰力の調整をして走行に備えます。

今回は空気圧をフロント:2.0 リア2.2にしてきました。
前回よりもフロントの空気圧を下げて、
よりグリップさせていこうという作戦です。

減衰力はフロント:3、リア:3でスタート。
前回は1、1で走っていたのでよりやわらかくしています。
筑波よりも路面が荒れているので減衰力を低めて
路面に対する追従性をあげているのです。
(これはモリカワさんのアドバイスです。ありがとうございました_(._.)_)


そんなこんなで走行開始。
まずは予選第1ヒート。
クルマもドライバーも暖まっていないので
全開にはしないで練習走行会を思い出しながら走行です。

……と思っていたのですが、しばらくすると
結構がんばって走っている自分を発見。(^.^)

結果。
55秒981。

しばらくして、予選第2ヒート。
今度はインラップのみ様子見で、あとはがんばって走ります!

フロントの空気圧を下げているせいか、
普段よりもタイヤが鳴いています。
また、ブレーキング時にもタイヤが「ギュッ」と鳴いています。
おお、いい感じだ。
などと思っていると走行終了。

結果。
55秒516。
少しタイムアップです。


昼休み。
午前中に撮影したビデオを30'sのメンバーに見てもらいながら
午後に向けてアドバイスをもらいます。
……無意識にフェイント?ゲームの影響かな……
……ふむ。裏ストレートはアクセル全開で進入か……
……なに?裏のシケインはブレーキなし??……
……カメラアングルは変更した方がよいか……

アドバイスを心の中で繰り返し、
さらにフロント減衰力を3→5に変更。
午後のタイムアップを狙います。


そして予選第3ヒートのスタート。
もう、スタートからがんばって走ります!

しかし!
昼休みのアドバイスをまったく
活かせていない自分がここに……^^;

教えてもらったことをもとに、
自分なりのイメージでラインを考えていたのですが、
いざ走ってみるとなかなかそのラインにクルマを乗せることが出来ないのです。
それでもがんばってイメージに近づけて、走って、走って……

結果。
55秒096。

本日のベストラップとなりました。


予選は3ヒートで終了。
このあと、予選タイムを参考にしてクラス分けが行われ
決勝アタックが開始されます。
第1戦とは違ってレース形式ではなく、
タイムアタックを規定周回もしくは時間行い、
最終的な順位を決めるのです。
予選の結果、Cクラスでの走行となりました。

しかし。
決勝スタート前に雨が降ってしまい、
スタートまでに路面は乾いたものの、
直前から走行中にかけて軽い霧雨が降ってしまいました。
なのであまりタイムが伸びず、

結果。
55秒309。

これにて本日の走行は終了。
目標にしていた54秒台に一歩届かず、
しかし、自走して帰宅できる状態で終了となりました。


今回でしのいサーキットを走るのは3回目でしたが、
なんとなく自分なりの攻略が出来てきたかな?という感じです。

1コーナー〜2コーナーにかけては、だいたい良し。

第1ヘアピンの出口の処理をもう少しイン側に持ってこれれば
ダンスシケインが楽に出来そう。

ダンスシケインはもう少しアクセルを踏んでいけそう。

ダンスシケイン出口はもっとアクセルを開けられる。
そしてもっとアウトに膨らんで裏ストレートを走れそう。

裏シケインは最適ラインを想定できるけど、
そこにクルマを乗せられなくて悔しい。

第2ヘアピンは上手く処理できるようになったけど、
もう少し旋回速度を上げられるはず。

“スライダー”はもう少し攻められそうだけど、
怖いからこのままにしておいて、先に他の部分でタイムアップさせよう。


今回の走行会では大きなクラッシュもなく……ではなくあり、
みんながみんな自分のクルマで帰れる、という状態では
残念ながらありませんでした。

ピットから観戦しているときに、
裏シケインでのスピンを見たり、
メインストレート端のタイヤバリヤに突っ込む姿をみたり、
果ては第1コーナーでコースアウトしてしまったクルマが運ばれていくのみたり、
改めて「サーキット走行には危険がともなう」ということを
感じてしまいました。

リスクを排除することは不可能だから、
そのリスクを最小限にするべく、
車両のコンディションを整えて、
ドライバーのコンディションを整えて、
さらにドライバーのテクニックを磨いて、
走行していこうと思ったのでした。


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