筑波サーキット コース2000
ファミリー走行
2003/02/27
2003/03/05


筑波サーキット コース2000で開催されているファミリー走行に、2月27日そして3月5日の両日、参加してきました。
ファミリー走行とは、コース2000を走行するためのライセンス(筑波ライセンス、ファミリー限定ライセンス)を持っている人のためのフリー走行で、ファミリー走行の場合はナンバー付の車両に限られています。
……もっとも、本当にナンバー付いているのか!って思うぐらい速いクルマも走っていますが^^;

まずは2月27日。
13時30分と14時30分の2回走行ですが、早め早めの11時前に到着。ちょっと早すぎたかも^^;
さっそくP-LAPを購入して取り付けを行います。
P-LAPとはラップタイム計測装置で、筑波サーキットの場合、ファミリー走行では計測器の貸し出しをしてくれていないので、このP-LAPを使用してラップタイムを計測する必要があるのです。
計測しない!と思えばいらないのですが……やっぱり、走るからにはラップタイムを知りたいですからね。

普段の走行会と同じ準備をして、いざ、走行開始。
久しぶりのコース2000、実は結構緊張して走っていましたが、なかなかいい感じで走れています。
ところどころで走行車両がかたまってしまっていたり、なかなかクリアラップが取れなかったりしましたが、数回クリアラップを取ることが出来ました。
今回は車載カメラを取り付けていなかったので、後からきちんと分析は出来なかったのですが、大体のコーナーを上手くまとめられたと思います。
ただ、最終コーナーはまだまだ上手くないですね。
減速ポイント、CPの取り方、旋回中の速度、すべてがいまいちぃ〜な感じです。

タイムもいまいちぃ〜な感じかなぁ〜と思って、何気なく1ヒート目が終わってからラップタイムをチェックしてみましたが……

なんと、13秒619が記録されていました!
去年からの目標だった13秒台、見事クリアしてしまいました!

ただ、去年とまったく同じ仕様ではなかったので、うれしいような、う〜ん……

と、言うのも今回の走行ではブラッシュボーイのオリジナル・パワーFCを使用していたのです。
全体的に不自然さがなくトルクアップしている……と言えばいいのでしょうか?
非常に扱いやすいECUに仕上がっています。

……ECUの効果半分、テクニックの向上半分ってところでしょうか……^^;

続いて2ヒート目。
さらなるタイムアップを目指してコースイン。
……したのですが、どうにも気分が乗れていない感じ。集中力が切れてしまったかのようです。
いや、実際に13秒台に満足してしまって集中しきれていなかったのだと思いますが^^;
何回かアタックして、油温とブレーキが怪しくなってきたので、10分ほど時間を残して走行終了。
去年の那須からの課題ですが、どうにも集中力が一度切れてしまうと、もとに戻せないようです。

新しい課題、克服できていない課題などありますが、大満足の走行となりました!

続いて3月5日。
ファミリー走行2回目です。

今回は同行者がいないので(前回は弟が観に来てくれたのです)、走行受付時にその旨を伝え、腕章を借ります。
筑波サーキットでは、万一の場合に備えて同行者を連れてくることを推奨しているので、一人で来た時はそのことを示す腕章をつけて走行しなくてはいけないのです。
趣旨は良くわかるのだけど……ちょっと面倒かも^^;

今回からリアウィングが変わり、純正仕様からC-ONE仕様(GTじゃない)になりました。
スタイルはバツグンに格好いいのですが、実際に走行してみてどうか楽しみです。

そしてP-LAPです。
今回はダッシュボード中央に取り付けてみました。
これでラップタイムを確認しながら走行することが出来ます。

準備完了、いよいよ走行開始です。
コースインして数周、前方がクリアになったのでアタック開始です。
まずは1分14秒521を記録。いいタイムが出ています。今日は天気もいいし風もないし(花粉は飛んでいるけど)、前回のタイムを上回る記録を目指してアタックを続けます。
1分15秒999、1分14秒402! 1分15秒795といい記録が続いてさぁ、13秒台!
……と思ったら他のクルマが邪魔になってしまい、アタック出来ず^^;
その後もなかなかアタックするチャンスが見つからず、アタック出来ても1周のみという状態が続いて、走行終了。
ベストラップの更新は出来ませんでしたが、14秒402を記録することが出来ました。

つづいて、2ヒート目。
このヒートではショックの減衰力を変えて走ってみることにします。
まずは前後5:5→6:6に変更。
荷重が前後左右に移動して、タイヤを路面に押し付けているのがよくわかります。
が、ショックが縮みきってしまいタイヤの限界を超え、アンダーになるのが早い感触。1ヒート目でタイヤがかなり発熱してグリップを失っていたからかもしれないけど、1コーナーや1ヘアでアンダーを感じることが多かったです。
続いて前後6:6→4:4に変更。
こちらの方が感触がいいですね。反応がクイックになった感じで、ステアリング操作に機敏に反応してくれます。
しかし、こちらは数ラップするとタイヤがズルズルしてしまうようになってしまいました。
操作が雑でアンダーになっているというよりも、熱ダレでタイヤがショックに負けている感触です。

今回の感触では、タイヤがあまり発熱していない1ヒート目に4:4で走り、2ヒート目に5:5か6:6にした方がよさそうです。
もっとも、1ヒート目の前にタイヤの空気圧を2.4にそろえて、それから空気圧を測定することを忘れてしまっていたので ^^; 一概には言えませんが……
次回以降、もっと詳しいデータを取れるよう、意識して走ったほうがよさそうです。

と、いうわけで今回の走行も無事終了!
走行会とは違って走行単価が安いので ^^; いろいろテストしながら走行していくことが出来そうです。
ただ早急に「他の車両を避けながらクリアラップを取る」技術を身につける必要がありますね。


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