筑波サーキット コース2000
ファミリー走行
2003/10/31


さわやかな秋晴れ……というにはちょっと気温が高かった10月31日。
筑波サーキット コース2000のファミリー走行に参加してきました。

今回はタイヤをネオバに替えてから初、GTウイングを付けてから初、さらにバケットシートを交換してから初の走行となります。
さてさて、どんな結果になるのか……どんな結果になったとしても、30分×2本を楽しんで走って、それでなおかつタイムが伸びてくれれば言うことなしです。

なんですが。
今回は走行前に「なんだか気分が乗ってこないなぁ……」という感じだったんです。
なぜ、自分がサーキットを走っているのか。
サーキットを走る事に対して、すでに満足しているのではないか?
そんなことを考えていたら、普段の高揚した気分にならず、ちょっとテンション低くなってしまいました。

14時から走行1回目。
減衰力は前後ともに6段戻し。空気圧は冷感で2.3.ウイング角度は最大(ダウンフォース強)でスタート。
今日は走っているクルマがいっぱいで、なかなかクリアラップが取れそうにありません。
何周かラップを重ね、隙間を狙ってアタックをしてみましたが、1コーナー出口でフロント側が浮いているような……自分の思った以上に旋回してくれない印象を受けました。ダウンフォースが強すぎたのでしょうか? 2回目の走行では、ダウンフォースを一番少なくセッティングしてみましょう。
さらに数周走行を続けると、1ヘアで急にタイヤのグリップがなくなった感触。空気圧が高くなりすぎたか、タイヤカスにでも乗ってしまったか……
バックストレートを走っていると、急に赤旗が提示されました。ピットロードに入っていくと……なんと、メインストレート横のスポンジバリアにインテRが乗り上げてしまっていました。残り時間は10分。回収に手間取って走る時間はあまりないと考えて、走行終了。
この1回目はなかなか気分が乗らず、なんともしまりのない走りをしてしまったから、ちょうどよかった(?)のかもしれません。
当然ながらタイムもしまりがなく、いいことなしの1回目となってしまいました。
ダウンフォースが強すぎることに気がついたことが唯一の収穫、でしょうか……

15時30分。少々陽が斜めになってきて2回目のスタートです。
減衰力はそのまま。空気圧を温感2.3に変更(案の定、かなり高くなっていました)。ウイング角度は最小(ダウンフォース小)に設定。
コースインしてから数周後。目の前にいる微妙にペースの上がらないランエボをパスしようと走っているとき、ふとスイッチが入りました。
このままじゃ終われない。このランエボには負けられない。タイムもこのままではいけないっ!
ランエボをパスして、前後クリアになってから、ペースアップ。テンションもタイムも上がっていきます。
時間にして10分程度経った頃、また前後をペースの速いクルマ、遅いクルマに囲まれてしまい、思うように走れなくなってしまいました。
そんななか、最終コーナーでタイヤカスを踏んでしまったらしく、リアのグリップが低下。それに伴ってか、フロント側からも振動を感じるようになってしまいました。
今日は無理せず、時間を少し残して終了。
ベストタイムは1分15秒013でした。

走り終わって、満足半分。後悔半分といった感じです。
1回目になんでテンションを上げられなかったのか、集中し切れなかったのか、以前から指摘されていた「メンタル面の弱さ」が思いっきり出てしまった走行となってしまいました。

なぜ、自分がサーキットを走っているのか。
  → サーキットを走り終えたあとの満足感、充実感、そして何よりも走っている間の楽しさのため。
サーキットを走る事に対して、すでに満足しているのではないか?
  → こんなタイムでは満足していられないっ!

次回の走行はまだ未定ですが(出来れば12月に1回走りたいけど)、その時には、きっちりとテンション上げて集中して、最初から気合の入った走りをしたいと思います!

で、今回の走行後、車載ビデオを見てわかった今後の課題。
コーナーからの脱出で、コース幅をめいっぱいに使って、きっちりとアクセルを踏み込んでいくこと。
最終コーナーのラインをもっと大きく、滑らかにすること。
次回はベストタイムで13秒。コンスタントに15秒台を目指して走ります……予定です^^;


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