YRSオーバルスクール浅間台
2005/02/14


寒風が身にしみる2月14日。
世間で大きな話題になっている「ばれんたいんで〜」というイベントに背を向けるように^^;、ユイレーシングスクールさん主催の浅間台オーバルスクールに参加してきました。

今回は足を交換してから初のスクール、というか本格的な走行。
NPG Spec-STがどのような挙動を示してくれるか、楽しみです。
前日までに車高を若干下げ気味にして、さらにフロントを若干下げてみました。フロントで粘ってリアを出しやすくして、回頭性をあげるセッティングにしてみたつもりですが……さて、どうなるでしょう。

というわけで、走行開始。
気温も路面温度も下がっているので、最初はゆっくり、その後ペースを上げていきます。
足の感触は良さそうですね。意図しない挙動を示すことなく、感じたとおりの動きをしてくれています。
純正シート+4点式ベルトの組み合わせも悪くないです。ホールド性だけを考えたらバケットシートにはかないませんが、普段乗りの使いやすさを考えると、純正シートって選択もありですね。

ステアリングのきり方、きる位置、ブレーキの位置、車両をコーナリングさせる理論、全部大体わかっているつもりなんですが、タイム的にはいまいちな感じ。
う〜ん、乗れてないなぁ〜……考えていると
「コーナーに入る前に速度を落としすぎている。速度が落ちているから、クルマを前に進めるパワーが失われてしまっていて、スムーズにコーナリング出来ていない。速度を上げたほうがもっとスムーズにコーナリング出来るし、安全に走ることができる」
と、シニアインストラクターのトム吉田氏のアドバイス。
スピードを上げることによって、スムーズで安全なコーナリングとは、気が付きませんでした。
つまり、スピードが上がっているとクルマを前に進めようとするパワー(馬力ではなく、慣性のこと)が大きく発生している。
ブレーキングで前荷重にし、トレイルブレーキングを使ったままノーズを拾うように最初ゆっくりとステアリングをきり、コーナリングと同時に前後同等ぐらいのヨーイングを発生させる。この時にパワーが大きいとより簡単にヨーイングし、リアが外側に流れてクルマが積極的にイン側を向いてコーナリングしてくれる。
コーナーの頂点付近までトレイルブレーキングをしつつステアリングをきりましてクルマの向きを変えて、脱出にかけてはイーブンスロットルで前後荷重を一定にし、素早く加速体勢に移れるようにする。
コーナー出口ではステアリングの反力ではなく積極的にステアリングを操作して加速に移れる体勢を作っていく。
……てことを頭で理解して、まだまだ走ります。
走っている間は、考えていると操作が遅れてしまうので、体が反応するようにします。

と、わかっているんですが、なかなか上手くいかないもの。
特にコーナリングスピードを上げていくことが出来ないのです。
まだまだ速度を上げられる、もっと高いコーナリングスピードで……と思っていても、思っていたよりもブレーキングで速度を落としてしまうのです。
まだまだ、練習が必要ってことですね。
そんなわけで、お腹いっぱいになるまでめいっぱい走って、今回のスクールは終了しました。

毎回毎回オーバルスクールを受講するたびに新しい発見があります。
もっとも単純な周回路=サーキットであるオーバルコースですが、まだまだまだまだ奥が深いようです。
ユイレーシングスクールでは浅間台スポーツランドのほかにも富士スピードウェイのジムカーナ場でもオーバルスクール、そしてオーバルレースを開催しています。
また浅間台のスクールに参加しよう、そう心に誓ったのでした。


− 本日の仕様 −

◇ エンジン ◇

プラグコード

MAZDA SPEED
ハイボルトシリコンコード

マフラー
スポーツサウンドマフラー

ラジエタークーリングパネル

LAILE
Beatrush
ラジエタークーリングパネル

オイルエレメント

TRUST
グレッディ 汎用オイルエレメント移動キット

◇ 足回り ◇

車高調整式サスペンション

BRIDGESTONE
NPG spec-ST

ホイール

RAYS
VOLK RACING TE37
15×7JJ +35

タイヤ

BRIDGESTONE
POTENZA RE-01
195/50R15

◇ ブレーキ ◇

ブレーキパッド(F)

MAZDA SPEED
B-Spec

ブレーキパッド(R)
B-Spec

◇ インテリア ◇

ハーネス(R)

Sabelt
トップフォーミュラーB

ロールバー

MAZDA SPEED
ロールバーセット

ロールバーパッド
ロールバープロテクター

水温計

BLITZ
RACING MONITOR DC
×2

油温計

インマニプレッシャー


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