YRSスプリントレースシリーズ #1
筑波サーキット コース1000

2007/01/27


冬の凛と張り詰めた冷たい空気を感じる1月27日。
筑波サーキット コース1000にて今年の開幕戦となる、YRSスプリントシリーズ第1戦が行われました。
今回もロードスタークラスにエントリー。参加は16台ということで、予選結果によって2クラスにわかれてのレースとなります。
また、今回からタイムスケジュールが若干変更になり、まず5分間のプラクティスののち、4周(インラップ→計測2周→アウトラップ)のみの予選が行われます。その後、第1ヒート12周、第2ヒート18周の2ヒートレースが行われ、第2ヒートの結果が最終順位となります。
さらに、今年のスプリントレースはシリーズ戦となり、予選・各ヒートレースそれぞれに対してポイントが加算され、年間を通して順位を競うことになりました。
予算と時間の都合上、筑波サーキットで開催される3戦のみの参加となってしまうと思いますが、上位を目指してがんばります!

朝一で受付を済ませ、ドライバーズミーティング、恒例のロードスタークラス参加者によるミーティングが行われ、参加者の顔合わせを行います。
サーキットで競い合う相手とはいえ、同じロードスタークラスを走る仲間同士、楽しく、そしてコンペティティブなバトルを安全に行うことを確認しあいます。
その後は先に行われるエンデューロレースを見ながら、走行ラインやブレーキングポイントを確認しつつ、準備をしながらスタートを待ちます。

お昼近くなり、エンデューロがゴールするとスプリントレースのプラクティスが開始となります。
いよいよコースイン……数ヶ月ぶりのサーキット、久しぶりの純正足、1年ぶりのコース1000……オフィシャルの指示にしたがってコースに入り、クルマの感触を確かめて、2周目からアタック開始……
……頭が真っ白になりながら走り、あっという間にプラクティス終了。
ほんとうに真っ白になり、なにも考えられずに目の前のコーナーを処理するだけで終わってしまいました。
これではいけません。いけないのです。
目の前だけではなくもっと広く見る意識で、クルマの操作に対して余裕を持ち、クルマの動きを感じながら操作出来ないと。

大きく深呼吸して、予選開始。

2ラップのみのアタック。しかも、まわりには自分以外走っているクルマがいないという状況。
でも、意外と緊張せずにようやく気持ちよく走ることが出来ました。
うん。この感じ。走ることは楽しく、気持ちがいいものなのだ。

予選が終了し、クラス分けが行われ、第1ヒートのスタートです。
YRSのレースではローリングスタートが行われるので、コースにクルマを入れ、フロントロウのアウト側にクルマを停めます。
そう、予選の結果、第1ヒートは2番手からのスタートとなったのです! ああ、目の前が開けている。これでスタートに出遅れないですむかもしれない……!
……はい、そうです。
第1ヒートのグリッドは、予選結果をフルリバースさせ、最下位が先頭に並ぶのです。
つまり、予選結果は15番手……定位置になってしまいました^_^;
しかし! リバースグリッドということは上手く後続を抑えられればよい位置でゴール出来るということです!
ひそかに気合を入れつつ、レーススタート。

ローリングスタートでは、排気量の差で置いていかれてしまったけど、オープニングラップの混乱を切り抜けて2位に再浮上!
このままの位置でゴールを目指します!

レースも3分の2を過ぎた頃、3位だった50号車(白のNB8)に1コーナー入り口でパスされてしまいました。がんばって押さえていたのですが……腕の差か、排気量の差か……
がんばって追いかけ続けましたが、結局そのまま3位でゴールとなりました。

続いて第2ヒート。このヒートの結果が最終順位となるので、自然と気合が入ってきます。
まずはスタート。置いていかれるのはわかっているから、出来る限りタイミングを合わせてギャップを少なくしていかなくては……

第2ヒートのスタート。やはり周囲のクルマに置いていかれてしまいますが、なんとか隣のNCを押さえて3位でオープニングラップを終了。前方の50号車をがんばっておいかけます!
ここでチャンス! 最終の複合コーナー入り口で50号車がスピン。停止していました。
黄旗が出ていたので減速しつつ通過し、急いで逃げ始めます。いつかは追いつかれるだろうけど、なんとか逃げ切れれば……

しかし、相手もレースをしている以上、だまっていてくれるわけがありません。
すぐに追撃体勢に入り、数周の間に差を縮められ、またもや1コーナーでパスされてしまいました。
でもあきらめるわけにはいきません! 後ろを追いかけて追いかけて、ヘアピンでいいところまでは追いつくのだけど、オーバーテイクには至らず。
その後もがんばっておいかけましたが、少しずつ差を広げられてしまい、結局第1ヒートと同じく3位フィニッシュとなりました。
……クラス4台中3位でしたが……^_^;

あと少し、あと1秒が追いつかない。
各コーナーであと少しステアリングの舵角を調整し、タイミングを直し、ブレーキとアクセルのタイミングを直してラインをきれいに描いていかないと……日常生活では文字通りあっという間に過ぎていく1秒のなんと貴重なことか。
最終結果として、ベストタイム46秒998を記録しましたが、あと2秒はタイムを縮められるはず。そしてコンスタントに記録できるようになれるはず。
まだまだまだ。
まだ、走れるはず。もっと速くなれるはず。
日々練習。ムービーを見てイメージトレーニングです!


− 本日の仕様 −

◇ エンジン関係 ◇

プラグコード

MAZDA SPEED
ハイボルトシリコンコード

マフラー
スポーツサウンドマフラー

ラジエタークーリングパネル

LAILE
Beatrush
ラジエタークーリングパネル

◇ 足回り ◇

スタビライザー(F)

Auto Exe
スポーツスタビライザー

スタビライザー(R)

ホイール

RAYS
VOLK RACING TE37
15×7JJ +35

タイヤ

ヨコハマタイヤ
DNA S.drive 195/50R15

◇ アライメント ◇

±0°00′

フロント・トー

±0°00′

-0°40′

フロント・キャンバー

-0°40′

フロント・トータル・トー

±0°00′

±0°00′

リア・トー

±0°00′

-1°27′

リア・キャンバー

-1°26′

リア・トータル・トー

±0°00′

スラスト・アングル

0°00′

◇ ブレーキ ◇

ブレーキパッド(F)

RS factory STAGE
S-500ブレーキパッド

ブレーキパッド(R)
S-500ブレーキパッド

◇ 油脂類 ◇
エンジンオイル

MAZDA
純正エンジンオイル
ミッションオイル 純正ミッションオイル
デフオイル 純正デフオイル

ブレーキフルード
純正ブレーキフルード

◇ インテリア ◇

シート(R)

MAZDA SPEED
スポーツシート タイプF
(スポーティレッド)

ロールバー
ロールバーセット
(フロント側2点取り外し)

ロールバーパッド
ロールバープロテクター

ハーネス(R)

Sabelt
トップフォーミュラーB

シフトノブ

Auto Exe
カーボンシフトノブ
(ブラックカーボン)

水温計/負圧計

BLITZ
RACING MONITOR DC


Return