第7回ど〜だ走行会
2007/04/28


気持ちのいい春の太陽の下、ARIVE石井自動車さんが主催するロードスター限定の走行会「第7回ど〜だ走行会」が、筑波サーキット コース1000を舞台に開催されました。
今回は6月2日に開催されるユイレーシングスクールさんの「スプリントレースシリーズ 第4戦」を前にしたプライベート・テストのつもりで参加しました。
ハードトップ仕様になってからはじめての走行。タイヤ空気圧を少し高めに設定して、ドラポジも若干変更して臨みましたが、果たしてどんな結果が出てくるのでしょうか?

久しぶりに灯火類にテーピングをし、受付で計測器をもらって準備をし、ドライバーズミーティングに参加。
……えーっと、コースオフィシャルから一連の説明はあったのですが、主催者さんからの説明はないのでしょうか?
追い抜くときのルールとか、禁止事項とか、注意すべき点とか……まぁ、走行会やレースに参加したことがあるのでその辺はなんとかなると思いますが、ちょっと不安なスタートとなってしまいました^_^;


<撮影:弟>

さぁ、気合を入れなおして走行1回目。どうやらフラッグポストでは黄旗や黒旗をあまり出すつもりがない(あるいは出すタイミングがわからない)ようなので、「自分のみは自分で守る」ことを頭の片隅を置いてコースイン。
1月のレースで感じた「あと1秒」の重みを感じつつ、まずは1コーナーのブレーキを厚くしすぎないことと、最終コーナーの旋回速度を出来るだけ高く保つことをテーマに走行を重ねていきます。
……ドラポジの調整が失敗してしまったようです。コーナリング時にステアリングにつかまって姿勢を保つようになってしまっていました。これではいけない、と肩ベルトをストレートでしっかりと締めなおして走行しますが……やはりいまいち、感触が違ってしまったみたいです。
ベストタイム47.998を記録。前回のレースで記録したタイムからぴったり1秒遅れてしまっています。
ドラポジって、大切ですねぇ〜。


<撮影:弟>

走行2回目。
シートバックを立て気味にし、タイヤ空気圧を出来るだけ4輪均等になるように調整してからコースイン。
……が、コースイン直後に車載カメラのバッテリーが切れてしまうトラブル発生(T_T) 予備電池の用意はあるけど時間がもったないからそのままにして走行を続行。
今回のテーマはインフィールドセクション。特に1ヘアを回ってからバックストレッチに折り返していく複合コーナーがポイントです。
速度をきっちり落として旋回していたときは難しいとは感じなかったのですが、少しでもスピードを保ったまま抜けようと考えると、ブレーキを残す量、ライン取り、アクセルオンのタイミングなどなど、奥が深く難しくなってきます。
基本的には我慢のコーナリングをして、ブレーキは薄めに長く残し、きっちり向きを変えてからアクセルオン……って感じになるのかな?
アクセルを開ける位置が早かったり、開ける量が大きかったりするとアンダー気味になってコース外側に向かっていってしまうけど、遅すぎると今度はバックストレートが伸びない……難しいです。
なんとか納得できるコーナリング出来るようになり、ベストタイムは48.034。タイヤとエンジンが熱を持った分落ちていますが、大して違わないタイムになってしまいました……なぜ?


<撮影:弟>

午後になって走行3回目。
課題として考えていた部分の攻略に目処がたったので、今度はタイムアップを狙って積極的にアタックしていきます。
が、スピンする車両が多くてなかなか満足できるアタックが出来ません。なぜか目の前でコースオフされたりスピンされたりする車両が多いし……(T_T)
もしかしたら、自分とクルマの限界を感じ取れないまま走っている人が多すぎるのではないでしょうか?
そして、タイムが伸びない=クルマが遅いと考えてしまい、クルマに投資してしまう人が多いのではないか?
走行会で楽しく走るのはいい、公道ではないからスピンしても構わないでしょう。
でも、クルマの動きを感じ、正しい操作でクルマを速く走れる方向へ導くことが出来るのであれば、余計なリスクを背負うことなくタイムアップ出来るのではないか……
……と、一向にタイムアップできない自分を棚に上げながら、考えたのでした^_^;
走行3回目の結果。48.031。

さて、続いて走行4回目となる予定でしたが……

蒼天にわかに掻き曇り……

あっという間に気温が下がり、突風が吹き、大雨となり、4回目の走行は中止となってしまいました。
ま、自然には勝てないですね。3回目の走行が終わって体力も消耗していたことだし、ちょうどよかったのでしょう。

プライベート・テストの結果。
まずドラポジをきちんと取り直すこと。ペダルよりもステアリングまでの距離を優先してポジションを決めたほうがよさそうです。ステアリングまでの距離が適正になれば、自然とペダルも適正な位置になりますからね。
タイヤ空気圧は3本走ったタイム変化から考えるに、高めの設定であっているみたいです。ただ、6月のレースでは気温がどのように変化するかわからないので、基本高めで設定して、あとはプラクティスの結果で調整です。

というわけで。
結果は振るいませんでしたが、実りの多い走行会となったのでした。


− 本日の仕様 −

◇ エンジン関係 ◇

プラグコード

MAZDA SPEED
ハイボルトシリコンコード

マフラー
スポーツサウンドマフラー

ラジエタークーリングパネル

LAILE
Beatrush
ラジエタークーリングパネル

◇ 足回り ◇

スタビライザー(F)

Auto Exe
スポーツスタビライザー

スタビライザー(R)

ホイール

RAYS
VOLK RACING TE37
15×7JJ +35

タイヤ

ヨコハマタイヤ
DNA S.drive 195/50R15

◇ アライメント ◇

±0°00′

フロント・トー

±0°00′

-0°40′

フロント・キャンバー

-0°40′

フロント・トータル・トー

±0°00′

±0°00′

リア・トー

±0°00′

-1°27′

リア・キャンバー

-1°26′

リア・トータル・トー

±0°00′

スラスト・アングル

0°00′

◇ ブレーキ ◇

ブレーキパッド(F)

RS factory STAGE
S-500ブレーキパッド

ブレーキパッド(R)
S-500ブレーキパッド

◇ エクステリア ◇

ハードトップ

MAZDA
純正ハードトップ

◇ インテリア ◇

シート(R)

MAZDA SPEED
スポーツシート タイプF
(スポーティレッド)

ハーネス(R)

Sabelt
トップフォーミュラーB

シフトノブ

Auto Exe
カーボンシフトノブ
(ブラックカーボン)

サイドブレーキブーツ

KYOEI SPORTS
ブラック(合皮)

ブレースバー
アイナット付

水温計/負圧計

BLITZ
RACING MONITOR DC


Return