YRSスプリントレースシリーズ #4
筑波サーキット コース1000

2007/06/02


すでに夏のような太陽がまぶしい6月2日。
筑波サーキット コース1000でユイ・レーシングスクールさん主催のスプリントレースシリーズ 第4戦が開催されました。
1月に開催された第1戦ではR1クラス4台中3位、ベストタイムは46秒998という結果に終わりました。
より上位を目指して、そしてベストタイムの更新を目指してがんばります!

……と気合を入れたところで、午前中は同日開催のエンデューロシリーズの第4戦。130分間で争われる耐久レースです。
7時にサーキットに入り、受付を済ませ、ドライバーズミーティングを行なう、ロードスタークラス参加者で顔合わせを行い、自分のクルマの準備が終わっっても、3時間以上プラクティス/予選開始まで時間があります。
エンデューロを見ながらのんびり、ぼんやり……思いっきり日焼けしながら過ごしていたのでした。

午後に入り、いよいよプラクティス/予選の開始です。
まずは10分間のセッションでベストタイムを計測し、スターティンググリッドを決定します。タイヤ空気圧を2.3にセットしてコースイン。気温・路面温度ともに上昇してきているので最初からタイムを積極的に出しにいきます。

今回のレースに参加するにあたって、自分で決めたテーマのひとつが「コーナリング時にエンジンの回転数を落としすぎない」ということ。車戴カメラの映像を見てみると、クリップ付近で回転数が極端に落ちてしまっていて、その後の加速に時間がかかっているのです。
ブレーキング→旋回→加速という一連の流れのなかで、エンジン回転数を落とさずにスムーズにつなげていくことが出来れば、コーナリングのボトムスピードが上がり、ストレートの速度があがり、そしてラップタイムが短縮されるというわけです!

インフィールドをまわり、最終コーナー。左側の縁石が終わったらブレーキを出来るだけ薄く入れ、右側の縁石あたりでイーブンスロットルに移行、出来るだけ回転を高く……
そう、イメージしていたとおりの感触でまわることが出来ました!
今日は調子がいいかもしれない! 走っていてすごく気持ちがいい!
このまま最初の2〜3ラップでタイムを出して、あとはリズムをつかむことに専念しよう。
周回を重ねても、非常に気持ちよく走ることが出来、ひさしぶりに「乗れている!」という感じです!
ただ、セッション後半になってくるとインフィールドの大きく回りこんでいくコーナーでアンダー気味になってきてしまいましたが……

予選 ベストタイム : 48.127
予選順位 : 11位

プラクティス/予選セッションが終了し、スターティンググリッドが決まりました。
ロードスタークラスの下位グループ4番手……ただし、リバースグリッドで^^;
つまり、最下位から4番目ってことです。
それでも、前回の予選結果と比べると2つ良くなっています(^.^)
タイヤ空気圧をチェックしたところ、2.5まで上昇していました。だいたい狙っていたあたりに入ってくれていますが、ヒート1は14周、ヒート2は21周と長丁場のレースになります。4輪とも2.4になるように空気圧を調整して、ヒート1に備えます。

いよいよレース本番。コース上で隊列を組み、入念にタイヤとブレーキを暖めながらウォーミングアップを行い、メインストレートのグリーンを待ちます。
……まだ……まだグリーンにならない……もっと隊列を密に組んで……グリーンフラッグ! レーススタート!
リバースグリッドだから、前にいるクルマは自分よりも遅いクルマ。後ろにいるクルマが自分よりも速いクルマ。
スタート直後の混乱の中、全車接触することなく(怖い思いをしたりもしましたが、させたりもしましたが)1〜2コーナーを抜け、インフィールドへ。
何とか前に出ようとしますが、これが難しい! 絶対的な速度差が小さいから追い抜きが難しいのです。後ろにいた速いクルマはいとも簡単に自分を抜いていくのに……パッシングの技術を学び、自分のクルマを完全にコントロールし、なおかつ相手を信頼出来るだけの心の強さが必要なようです……
と、最終コーナーで痛恨のシフトミス! 3速→2速のつもりが2速に入らずにニュートラルになってしまいました! メインストレート入口で失速した隙に2台に抜かれてしまいました!
負けてなるものか!
がんばってがんばって追いかけて、インフィールドのヘアピンでそれぞれパスして順位を回復……したところで、ヒート1はチェッカー。
予選順位と変わらず11番手で終わりました。

ヒート1 ベストタイム : 48.127
ヒート1 順位 : 11位

ヒート1終了後、タイヤ空気圧をチェックすると、またもや2.5まで上昇。今回も4輪2.4に調整しておきます。
さぁ、残るはヒート2の21周のみ。ラップダウンされるのは必至だけど、それもまた自分のチャンス。ラップリーダーにくっついていければ、パッシングが容易になるってものです!

再び隊列を組み、フォーメーションラップ開始。
ブレーキがスポンジーになっているので気をつけながら走らないといけないなぁ……と思っていたら、メインストレートで前のグリッドのクルマに追突しそうになってしまいました^_^; 本日、一番肝を冷やした瞬間です^_^;
数周のフォーメーションラップの後、グリーンフラッグ!
さすがに前にいるクルマはみんな速いクルマだけあって、スタートしてすぐに引き離されてしまっていきます。
が、ここであきらめるわけにはいきません。
少しでも前に追いつき、追いついたら離されないようにしていかなくてはっ!
数ラップの後、何度か前を走っているクルマに追いつきかけましたが、インフィールドの30R-13R-12Rと続く複合コーナーで離されてしまいます。むぅ〜、入り口から大外を回るのではなく、ミドル・イン・ミドル・イン・アウトぐらいの感じで走ったほうがいいのかなぁ〜……とはレース後の車載ムービーを観てから感じたことで、走っている間は何とか追いつこう、コーナーを速く走ろうってことに必死になっていて、そこまで考えがまわっていませんでした^_^;

さらに数ラップ走っていると前方で中段グループが固まってバトルをしていて少しずつペースが落ちてきていたのか、次第に近づいてきています。
これはチャンス! なんとか追いついていけば、何かチャンスがあるかもしれない!
ラップリーダーに周回遅れにされる時には安全なところでパスさせてから後に食らい付き、離されてもがんばって追いかけ、レース終盤……中段グループでスピンしたクルマが!
その横をすり抜け、ポジションアップ!
当然相手は自分よりも速いクルマだからここからが勝負。レースの残り周回数は残りわずかのはず。なんとかパスさせないで走り抜けば……!

そして、チェッカーフラッグ!
見事10位完走となりました(+1Lapですが^_^;)。でも、最下位を争っていた前回から比べると大きな進歩です!
しかも今回は単独走行を続けての4位ではなく、多少なりともレースの駆け引きを体験しての10位! レースの難しさと面白さを存分に味わうことが出来ました(^^♪

ヒート2 ベストタイム : 47.481
ヒート2 順位 : 10位

と満足してばかりもいられません。
上位勢と比べるとラップタイムの差はあきらかだし、パッシングの技術もまだまだであることを痛感させられてしまいました。
さらに、これからの暑い季節、車載カメラが熱を持ってしまい途中で撮影が中断されてしまう(そのために、今回は各ヒートとも途中までしか撮影できなかったのです(T_T))ということが判明! その対策も行わなくてはなりません。
そして、次回こそはシングルグリッドでのフィニィッシュをっ!


<ラップチャートです。クリックで拡大します>

最後になりましたが、主催されたユイレーシングスクールのスタッフさん、スプリントレースとエンデューロレースに参加された皆さん、お疲れ様でした!
次回もまた、いいレースをして楽しみましょう!!


− 本日の仕様 −

◇ エンジン関係 ◇

プラグコード

MAZDA SPEED
ハイボルトシリコンコード

マフラー
スポーツサウンドマフラー

ラジエタークーリングパネル

LAILE
Beatrush
ラジエタークーリングパネル

◇ 足回り ◇

スタビライザー(F)

Auto Exe
スポーツスタビライザー

スタビライザー(R)

ホイール

RAYS
VOLK RACING TE37
15×7JJ +35

タイヤ

ヨコハマタイヤ
DNA S.drive 195/50R15

◇ アライメント ◇

±0°00′

フロント・トー

±0°00′

-0°40′

フロント・キャンバー

-0°40′

フロント・トータル・トー

±0°00′

±0°00′

リア・トー

±0°00′

-1°27′

リア・キャンバー

-1°26′

リア・トータル・トー

±0°00′

スラスト・アングル

0°00′

◇ ブレーキ ◇

ブレーキパッド(F)

RS factory STAGE
S-500ブレーキパッド

ブレーキパッド(R)
S-500ブレーキパッド

◇ エクステリア ◇

ハードトップ

MAZDA
純正ハードトップ

◇ インテリア ◇

シート(R)

MAZDA SPEED
スポーツシート タイプF
(スポーティレッド)

ハーネス(R)

Sabelt
トップフォーミュラーB

シフトノブ

Auto Exe
カーボンシフトノブ
(ブラックカーボン)

サイドブレーキブーツ

KYOEI SPORTS
ブラック(合皮)

ブレースバー
アイナット付

水温計/負圧計

BLITZ
RACING MONITOR DC


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