YRSスプリントレースシリーズ #5
筑波サーキット コース1000

2007/07/28


梅雨明け宣言がなされぬまま真夏の気配を背後に感じるようになった7月28日。
筑波サーキット コース1000で開催されたYRS スプリントレースシリーズ 第5戦に参加してきました。

1月から追いかけている、ユイレーシングスクールさんが主催するこのシリーズ。今年の筑波サーキットでの開催はこれで最後となるので自然と気合が入ります(FSWのミニコースでも開催しているのですが、遠征資金が不足しているために参加出来ないのです)。
さらに、今回はロードスタークラスの参加台数が多いため、2クラスに分かれてレースを行なうことが決定しました。当然遅いほうのクラスに入ることになりますが^^;、場合によってはポディウムフィニッシュも夢ではないかも?
期待と不安と希望と不安で胸をいっぱいにしつつ、午後の予選開始を、炎天下の元午前中に開催されているエンデューロレースを見ながら待ちます。
……が、暑いです。暑い。今年一番の暑さと言えるぐらいの暑さです。レーシングスーツに着替えるのが嫌になるぐらいの暑さです。
レースが終わるまで体力が持つか……不安がひとつ増えてしまいました。

エンデューロが終わり、いよいよ予選開始!
ロードスタークラスの先頭をきってコースイン。今回は気温も路面温度も高いので、早い段階でアタックをしてタイムを出してしまおうという作戦です。
さて、うまくいくか……と思ったらさっそくヘアピンでリアがずるぅとすべってしまい失速。スピンには至りませんでしたがちょっと気合がそがれてしまった……かも?
その後、積極的に(ただしミスをしなように気をつけて)周回を重ね、チェッカー。
予選タイムは48秒212を記録。
R1クラスの5番手からレースをスタートすることになりました。
ちなみに、遅いほうがR1、速いほうがR2クラスです^^;


<予選>

ヒート1はインバートグリッドでのスタート。タイムの遅い順に2列縦隊に整列するので、3列目アウト側にクルマを進めます。
目の前には4台。先頭で隊列を引っ張るのは弟のNC。このNCだけには負けたくない……スタートではアウト側から行くか……集団の中に入るのは危険だし……そうだな、1〜2コーナーはアウト寄りのラインを通って旋回速度を高めて行く事にしよう。
フォーメーションラップがスタート。何回かコントロールラインを通って隊列を整えて……グリーンフラッグ! スタート!
勢い良く加速していくけど、目の前が詰まっている! 予定通りアウト側のラインを通るけど、思っていた以上にアウト側に寄せられてしまい少しだけコースオフ!
気が付くと最下位まで順位が下がっていました。
あ〜、ポディウムフィニッシュがぁ〜……(T_T)


<ヒート1のスタート>

いや、まだまだ諦めるには早い。予選で5番手だったんだから、同じクラスの5台よりは速いっていうこと。これから追いついて、オーバーテイクしていけばいいのだっ!
気合を入れなおして、目の前のライバルを一台、一台オーバーテイクしてトップに……せまれればよかったのですが、オーバーテイクが難しい!
追い詰めても前に出るまでにはいたらずに後ろについて走るしかないことも多く、なかなか前に行かせてはもらえません。
何とか2台をパスして、のNCが近づいてきたところでチェッカー。
8位でヒート1を終えました。


<ヒート1の途中まで>

続いてヒート2。今度はヒート1のフィニッシュ順に並んでスタートします。
意外と速いペースのローリングにひっぱられ数周し、ペースが落ちたところでようやく隊列が整いグリーンフラッグ、スタート!
今回もまたオープニングラップで最下位までドロップダウン。またもや追い上げるレースです。
ヒート2の規程周回数は21周。でも「ラップモニターが故障して周回数が増えるかも」とシニア・インストラクターのトム吉田氏からお話があったから、何周走ることになるかわからない。
水温は105度を超えてちょっと嫌な数字。
キャビンは熱く、サウナに入っているような気分。
だけど暑さは感じず、ただただ汗が流れ落ちている。
数周かかってようやく1台をパス。
目の前はクリア。だいぶ離されてしまったけど、周回数に余裕があるからまだまだチャンスはあるはず。
諦めることなく追いかける。
次第にのNCが大きくなってくる。近づいてくる。近づいた。追いついた!


<ヒート2の途中まで>

NCはNBと比べて馬力もトルクもあるからストレートでは勝負にならない。高速コーナーも安定している。
勝負はヘアピン。複合コーナー。
最終コーナー入口で間合いを取って、メインストレートから1〜2コーナーで失速しないようにして、ヘアピン入口でNCに並び、NBの旋回性能を活かしてヘアピンで刺す!
NCに追いついてから10周近くテール・トゥ・ノーズでNCを追いかけるけど、前には出れない。ヘアピンでインを刺すことは出来るけど、立ち上がり加速で遅れをとってしまい、複合コーナーまでにまた前に出られてしまう。ヘアピンをアウト側から攻めてみたり、複合コーナーで狙ってみたりしたけど、やはり加速にすぐれるNCにすぐに抜き返されてしまい、決定的なリードを奪うにいたらず。
最終ラップ、最終コーナーの出口で並び、一気に加速していくもクルマ半分足りず、チェッカー。
ヒート2の順位は8位。初めて弟に敗北してしまいました。
クーリングラップでNCに並び、親指を立てて「やったな」のサイン。からも「まあね」とかえってくる。
ちょっとだけ悔し涙が流れました……

というわけで、今回のレースは終了。
予選の5位という好位置を活かす事が出来ず、ヒート1、ヒート2ともに8位という結果に終わってしまいました。
表彰式を見ながら「スタートの失敗さえなければ……」という思いを感じましたが、レースに「……だったら」「……であれば」はありません。結果が全てを物語っています。
つまり、今回のレースではスタートでの判断ミスと、オーバーテイク技術の未熟さがすべてだったというわけです。

ユイレーシングスクールでは秋にFSWミニコースでスプリントレースシリーズの第6戦を開催します。ハイレベルでクリーンで、初心者にも敷居が低いレースを楽しみたい方はエントリーされてみてはいかがでしょうか?


− 本日の仕様 −

◇ エンジン関係 ◇

プラグコード

MAZDA SPEED
ハイボルトシリコンコード

マフラー
スポーツサウンドマフラー

ラジエタークーリングパネル

LAILE
Beatrush
ラジエタークーリングパネル

◇ 足回り ◇

スタビライザー(F)

Auto Exe
スポーツスタビライザー

スタビライザー(R)

ホイール

RAYS
VOLK RACING TE37
15×7JJ +35

タイヤ

ヨコハマタイヤ
DNA S.drive 195/50R15

◇ アライメント ◇

±0°00′

フロント・トー

±0°00′

-0°40′

フロント・キャンバー

-0°40′

フロント・トータル・トー

±0°00′

±0°00′

リア・トー

±0°00′

-1°27′

リア・キャンバー

-1°26′

リア・トータル・トー

±0°00′

スラスト・アングル

0°00′

◇ ブレーキ ◇

ブレーキパッド(F)

RS factory STAGE
S-500ブレーキパッド

ブレーキパッド(R)
S-500ブレーキパッド

◇ インテリア ◇

シート(R)

MAZDA SPEED
スポーツシート タイプF
(スポーティレッド)

ハーネス(R)

Sabelt
トップフォーミュラーB

シフトノブ

Auto Exe
カーボンシフトノブ
(ブラックカーボン)

サイドブレーキブーツ

KYOEI SPORTS
ブラック(合皮)

ブレースバー
アイナット付

水温計/負圧計

BLITZ
RACING MONITOR DC


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