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-2003年11月30日の章-
今になって思えば、11月30日に「そうだ、セリカの下取り価格を聞くだけ聞いてみよう。それだけならタダだし」という軽い気持ちで千葉マツダ自動車
野田営業所に行ったことが、運命の歯車をシフトダウンさせ、急加速させたのでした。
その頃、セリカはクラッチ交換直後にも関わらず、駆動系からの異音に悩まされていたのです。十中八九、LSDからの異音でオーバーホールで直るだろうとは思っていたのですが、クラッチ交換をした直後でもあり、また、度重なるトラブルにちょっと疲れていた時期でもあったのです。
弟(ロードスター乗り)を担当してくれている営業さんがあいにく不在だったのですが、上手く店長さんをつかまえて査定開始。コーヒーを戴きながら、弟に「営業とは?」という話をしつつ待つことしばし。担当の営業さんも帰ってきて結果報告。
予想以上の高値がついていて、「そうですねぇ~……試しにロードスターの見積もりを作ってもらおうかな?」と、気がつけば口から言葉がこぼれていました。
見積もりを依頼したのはロードスターのNR-A。NR-Aレースを主目的として設定されている、1600ccのグレードです。実は何度かNR-Aレースを観にいき、やってみたいなぁ……と思っていたので、グレードは迷うことなく決まりました。
色は未定。オプションはロールバーセットに牽引フックセット。まったくのレース仕様で……なかなかの金額。
しかし、下取車の査定金額はまだまだ上げられるみたいで、オプション10万円キャンペーン実施中で、今なら特別金利2.9%! かなりお徳っぽいです。
結局、ベース車とオプションを再検討すると伝え、また担当営業さんは下取車(つまり、セリカ)の価格をアップさせるようにがんばってみるということで交渉終了。
買えればいいかなぁ~、でも、セリカもまだまだ走るしなぁ~……と思いながら帰宅したのでした。
-2003年12月4日の章-
WEB TUNE FACTORYで組み合わせを試したり、ローンのシミュレーションをしたり、セリカの今後について考えたりして時は流れました。
セリカの走行距離は83,000キロ。もう十分走ったじゃないか。今後のメンテナンス費を考えたら、そろそろ手放してもよいのではないか……
朝、ふとそう思い、買い替えをほぼ決意。
12月4日の昼休みに担当営業に電話し、12月7日の交渉を約束しました。
-2003年12月7日の章-
心の中では最終交渉日。
自動車ローンの返済予定表、銀行印、実印、セリカの仕様明細等を用意して交渉に臨みました。
弟の力添えもあって、予想以上のセリカの下取金額及び値引きを引き出す事に成功。また、在庫車あがあるので2週間程度で納車できるとの返答を得ることが出来ました。
しかし、セリカで使用しているナビは下取金額に含まれているとの事。使いやすいナビだっただけにちょっと残念ですが、NR-Aはオーディオレスの設定。納車後すぐに新しいナビを買うことは資金的に難しいのですが、しばらくしてから購入することを心に決め、発注する仕様を決定しました。
車名 : ロードスター
グレード : 1600 NR-A
色 : サンライトシルバーメタリック
ミッション : 5MT
型式 : GH-NB6C
オプション :
ペダルセット(アルミ)
フットレスト(アルミ)
スカッフプレート
エアロボード
スピーカーシステム(マツダ)ドアスピーカー
スピーカーシステム(マツダ)ツィータースピーカー
AM/FM電子チューナー+CDプレーヤー
とりあえずこれで発注処理完了。あとは2週間後の納車を楽しみにするだけです。
-2003年12月8日の章-
印鑑証明3通準備完了。
車庫証明用の書類準備完了。
書類の受け渡しの約束をするため、マツダに電話。
水曜日の夕方に渡しに行くことにし、さらにセリカの残債関係の打合せを少し。
「で、納車のほうは……?」
「はい、在庫車の引き当てが出来ましたので……」
「20日か、21日ぐらいかな?」
「う~ん……どうでしょう^^; 年内には間に合いますよ」
決定。納車日は20日か21日。この時点で「ああ、年内に間に合えばいいか」と思ってしまったら、本当にそうなってしまう。もしかしたら、年明けになってしまうかもしれない。
だから、僕の中では納車日は20日か21日なのだ。20日だといいな。
-2003年12月9日の章-
セリカの残債についての打合せをするために、銀行を訪問。
なんだか話がややこしいなぁ……(-.-)
と、いうことで、銀行の担当者にマツダの担当営業さんの名前を伝えて、明日以降に直接話をしてもらうことにしました。
こうしておけば、伝言ゲームで内容がゆがむことはないし、レスポンスもよくなる(はず)。
唯一不覚だったのは、銀行印を持っていくのを忘れてしまったこと。
金曜日にもう一度行かなければ……!
-2003年12月10日の章-
夕方、マツダの担当営業さんのところに、印鑑証明3通と車庫証明の書類を渡すために訪問。
書類を渡し、銀行とのやり取りを説明。なんでも、銀行から連絡がないらしいので、銀行の担当者の名刺を見せて明日以降に連絡をしてもらうことになった。
ま、この辺のことはプロ同士に任せてしまったほうがよいでしょう。
そして気になる納車日。
希望として「20日か21日」を強く伝える。
「がんばってみます」との返事に「よろしくお願いします」と、力強くお願いする。
任意保険関係の手続きの都合があるので、車検証が取れたら早めに欲しいことを伝えて、去る。
書類のやり取りはこれで終了。
あとは銀行に行き、頭金の振込みを行い、任意保険の手続きをするだけ。
あと、10日だっ!
-2003年12月11日の章-
ブラッシュボーイさんに電話して、セリカを手放すことを伝える。
「どうして?」
「NR-Aレースをやりたくなって……」
たしかに、どうして?だと思う。セリカは、はっきり言って生活の中心……から2~3歩のところにいつもあったから。でもそれだからこそ、距離を走りサーキットで酷使され、コンディションが低下しつつある現状に耐えられなかったのかもしれない……
と、格好いいことを書いてみましたが、結局、ロードスター乗りの弟に洗脳されてしまった、ということかもしれません^^;
-2003年12月12日の章-
銀行に行き、残債整理の書類を提出。
これで本当に書類関係の処理は終了……のはず。
午後、セリカからSabeltの4点式&サポートベルトの取り外し作業を実施。
-2003年12月13日の章-
ブラッシュボーイさんを訪問。
これまでのお礼と借りていたパーツの返却。
「あの、カーボンボンネットは……?」
「純正ボンネットを捨てちゃったし、もう使わないからいいよ」
ありがとうございます_(._.)_
ロードスター納車後も、いろいろ相談に来させていただきますということで、辞去。
-2003年12月14日の章-
ATMにて頭金を振り込み。日曜日だから、翌営業日扱いになってしますけど。
そして、ようやく納車日が決定。
12月23日(火)となりました。
(実はこの日はディーラーはお休みらしいのですが、担当の営業さんが特別に対応してくれるとのこと……感謝感謝_(._.)_)
なんでも、営業所に届くのが22日になってしまうらしいので、どんなに急いでも23日になってしまうそうです。
ま、当初の予定からは数日遅れてしまいますが、楽しみに待つことにしましょう。
もっとも、これからの9日間が長いのですが……^^;
-2003年12月20日の章-
急転直下の新展開。
なんと、明日(21日)の14時に納車になるかもしれません。
しかもしかも、クリスマス後になると予想していた、ロードスターにバケットシートを取り付けるためのシートレールが夜になってから届いてしまうし。
これは、明日の納車に向かってすべてが動き始めているとしか、考えられませんね(^.^)
-2003年12月21日の章-
いよいよ待ちに待った納車日。
はやる気持ちを抑えつつ、安全運転でセリカの最後のドライブ。
ステアリングの反応も、アクセルレスポンスも、オーディオのサウンドも、慣れ親しんだすべてのものとの最後のドライブ……少しの寂しさを覚えてしまいます。
走行距離、約84000キロ。赤道を2周してしまうほどの距離を3年間、毎日走って積み上げてきました。
最後の最後でちょっとアクセルをあおってみたりしつつ、マツダに到着。お疲れ様でした。
駐車場にセリカを停めていると、担当の営業さんがロードスターをお店の正面にまわしてくれました。
ロードスターとの対面です。
カタログやWEBで見ていたよりも明るい、さわやかなシルバー。真っ白のホイール。そして、幌。
NB6C ロードスター NR-A。
とうとう、会うことが出来ました(^.^)
まずは営業さんにセリカの引渡し。
純正リアウィングとマフラーの説明、各種マニュアルと特殊工具を説明して、キーを渡して……これで、セリカとはお別れです。
つづいて、ロードスターについての説明。
ボディのチェックを行ってから、操作の説明なんですが、弟のロードスターでだいたい知っているので新しいことはほとんどなし。ああ、本当にパワードアロックがついていないんだなぁ……ぐらいで、終了。
営業さんに納車祝いの写真を撮ってもらってから^^;、セリカの隣に移動。最後の記念写真です。
その後、店内で車検証、無料点検、パック点検プランの説明してもらい、(ちょうどオイル交換作業に来ていた)弟のロードスターの作業が終わるのを待ってから帰宅。
初めてのドライブ、初めてのエンスト^^;、初めての給油を経て、無事に帰宅しました。
これにて納車までの記録は終了。
これからは、ロードスターとの日常がはじまります。