風もひんやりとし始めた10月５日。
秋晴れの空の下、筑波サーキット　コース1000で行われた４輪ファミリー走行に参加してきました。
自分の予想では、朝一の走行であれば空いている……はずだったのですが、ご覧の通りの大盛況で、走行券の購入に長蛇の列が出来るほど。
運良く、当初の予定通り９時00分と９時40分の２回、走行券を購入することが出来ました。

筑波サーキット　コース1000の４輪ファミリー走行とは、筑波サーキットのライセンス所有者を対象に行われるフリー走行会で、20分（平日は30分）を１単位として走行券を購入し、走ることが出来ます。
コース1000の走行に参加するのは初めて（走行経験はあり）なので、どのようなシステムになっているのかちょっと不安でしたが、そんなに戸惑うことなく走ることが出来ました。
ポイントは、8時ちょっと前になったらコントロールタワーに行って列にならんでおくことでしょうか？^^;

いつもどおりの走行準備です。
本日はタイヤ空気圧2.3（冷感）、減衰力は前後ともに８段戻しでスタートです。
また、ウィングは目いっぱい立ててダウンフォースを発生させるセッティングにしてあります。
P-LAPは使用せず、コース1000の計測を借りてルーフに貼り付け。
最後に記録用のＤＶカメラを設置して完了。
５分前になったらピットロードに整列。走行券を係員に渡して走行開始を待ちます。

いよいよ走行開始。
２ヶ月ぶりのコース1000。目標はタイムアップですが……はて、前回のタイムはどの程度だったかな？
まぁ、いい。とにかく、天気もいい、陽気もいい、体調もいい。
めいっぱい楽しんで、走って、無事に帰ることが目標です。
最初の１周はスローペースで様子を見て、２周目からペースアップ。
前回と違い、ちゃんと車高を調整してきたので、フロントが逃げるような感じもせず、違和感なく走ることが出来ます。
本日の走行では、コース内に15台が一度に入り走る事になります。当然、コース内は込み合います。
もちろん、速いクルマも多くいるわけで、いかに上手く追い越させながらクリアラップを多くとるか、気を使うところです。
それにしても、追い越しが下手なクルマが多い！
不意にイン側をさしたり、こちらのラインをふさいでしまったり。
追い越させる側に恐怖感を抱かせてはいけないでしょう、レースではないのだから。
しばらく様子を見ながら走っていると、ポルシェと大体ペースが同じことが判明。
しかもそのポルシェ、上手いのです。
絶対的なペースが速いというわけではないのですが、ラインがとてもきれい。自分の理想とするラインをきれいに走っているのです。
しばらく後を走って勉強させてもらい、また追い越し車両に道を譲り、何周かアタックしたところで走行終了。
勉強の成果か、最後から２ラップの２３周目に46.578を記録しました。

続いて２本目。
タイヤ空気圧は2.4〜2.5（温感）。
減衰力はフロントのみ６段戻しでちょっと硬めに。
ウィング角度はそのままでコースイン。
今回も、何度か追い越しをさせているとクリアラップがとれるようななってきたのでアタックです。
25R-150R-60Rと続く１〜２コーナー。シフトダウンせずにブレーキだけで進入していくのが一番ロスがなくてよさそう。ただし、早めにインに付きすぎてしまうのが×。もっとなだらかな曲線を描けるようになれば、コーナリングスピードを稼げるかな？
16Rのヘアピン。オーソドックスにアウト・イン・アウトではなく、アウト・イン・ミドルぐらいで立ち上がると続く26Rをあまり意識せず30Rに飛び込める。ヘアピンで３→２に落とし、そのまま30Rへ。
30R-13R-12Rの複合コーナー。飛び込みでブレーキを踏み、12Rにクリップをとる感じでコーナリング。だんだんきつくなるから上手くしないとなかなかアクセルを開けられない。
65Rの飛び込みで３速にアップ。
10R手前でブレーキング。２速にダウン。
20Rでちょい外側に進路をとり、17Rにクリップをとり、脱出。……なんだけど、なかなかスムーズに脱出できず。荷重のかけかたがまだまだ甘いかな？
ホームストレート、計測ライン手前で３速にアップ。
結果。
45.732でベストタイムを0.6秒更新です＼(^o^)／

これにて本日の走行は終了。後片付けをして、撤収です。
気軽に参加できるコース1000の４輪ファミリー走行。
この手軽さは魅力ですが、走行券の発券方法に問題ありとも言えそうです。
いくら朝早く来て待っていても、列に並び損ねたら走行があとになってしまうというのは、自分がもしその立場になったとしたら、ちょっと納得できないものがあります。
まぁ、今日が特別混んでいたのかもしれませんが……
可能であるならば、コース2000のような「予約枠」と、現在のような「当日枠」があるとよいのではないか？　そう考えながらサーキットをあとにしたのでした。

……ま、とにかく走ったのは気持ちよかったし、無事に帰ることが出来たから大満足ですね＼(^o^)／