筑波サーキット コース2000
ファミリー走行
2003/09/26


サーキット走行に適した気候になってきた9月26日。
筑波サーキットのファミリー走行に参加してきました。
今回も8時と9時の2回の走行なのですが……雨です。
家を出るときにはやみかけていましたが、ピットに着く頃には再び降っていました。
しかも悔しい事に、走り終わったら晴れてくるというこの仕打ち!!
……天気だけはどうにもならないので「今日は無理せず練習の日」と気分を切り替えて準備開始です。

路面はウェット。
減衰力は柔らかめに前後12段戻しにセット。
時間があったのでタワーバーとトランクバーも取り外してしまいます。
また、ウィングはもっとも寝かせていた状態から中間ぐらいに戻します。
空気圧は昨日給油したときに多めに入れた2.5のままスタートです。

まずは一本目。
路面の状態を確かめながらスタートです。
1周目は水のたまっているところを確認しながらゆっくりと走ります。
……ふむふむ……特に水溜りになっていたり川になっているところはなし。だけど縁石を踏むのは危険だな。盛大な水煙が上がっているけど、そんなにグリップしなくはない……?
2周目。ペースをあげていきます。
1コーナーの飛び込みは普段よりだいぶ手前、のぼりになった直後ぐらいでブレーキング。まだまだ余裕がある感じ。
続いて1ヘア。アクセルをべたぁ〜と踏んだ状態からブレーキング……止まらない!
思ったよりも減速しません。これはまずい。とにかくブレーキを踏み込み、ステアリングを中立に保ってグリップを減速にすべて使用させます……なんとか減速終了。
でも、これは怖かった。
一本目はこのブレーキングがすべてでしたね。
あとは思いっきりアクセルを踏めず、常に80%ぐらいの開度になってしまいました。
ウェット路面に対する恐怖……まだまだタイヤもクルマも限界には程遠いはずですが、そこまでいけませんでした……
(しかも、2回ばかり目の前で“くるっ”といかれてしまうし……)

続いて二本目。
減衰力などはそのまま、空気圧だけを温感2.1に再調整してスタート。
路面は相変わらずウェット。だけどちょっと水気が少なくなってきている感じ。
一本目のブレーキング失敗を繰り返さないために、慎重に、慎重にラップを重ねていきます。
すると、水が少なくなってきたからか、それとも「怖さ」がなくなってきたせいか、だんだんリズムに乗って走れるようになってきました。気分も乗ってきて、よしちょっとがんばってみるか。
と思ったところで赤旗中断。
ピットロードに再整列してグリーンフラッグを待ちます。
……むぅ、これからってところだったのに。……でも待て。去年のエビスではこういうときにコースアウトしたじゃないか。……これは「ここらで頭を冷やせ」と言われたってことだ。……無理はせず、でも攻める走りで行こうか……
グリーンフラッグ。走行再開。
アウト・イン・アウトの基本どおりに走行し、場合によっては水気の出来るだけ少ないところをラインを多少変えて走り、ブレーキングは「ガツン」といかずに「じわっ」っと。
そして、チェッカーフラッグ。無事に走行終了。

本日のベストタイムは1分22秒472。去年のAPEXi CUPのウェット走行より落ちてしまいました(T_T)
慣れないタイヤだったから、というのは簡単だけど、そうはいいたくないですね。
やっぱり雨への恐怖感が1本目で増幅されてしまい、それを克服出来なかったのが一番の原因でしょう。
これからはドライ路面だけでなく、ウェットでも走れるように精神的に鍛える必要がありそうです。

ま、無事に帰ってこれてなによりでした(^.^)


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